16`11/28(月) -22:20- 先日、PS2「7(セブン) 〜モールモースの騎兵隊〜」をクリアしました。
自分は良くAmazonのご購入品(閲覧履歴)に基づくおすすめ商品をチェックして、今まで知らなかった面白そうなゲームを物色しています。 その中に、ローテーションバトルが面白そうだった「ヴィーナス&ブレイブス」と言うゲームを見出し、調べたら前作に当たるゲームがあると言う事で本作も購入。 性格的に、遊べるならば1作目から遊びたいので、本作からプレイした次第。 で、実際に遊んでみたら、パッと見RPGで、一応ゲーム進行は確かにRPGなんですが、ローテーションバトルが思った以上にパズルゲームでした(^^; シナリオ進行で年を取って強くなったり弱くなったりするので、成長要素がない様なもので、バトル前の戦力条件が固定。 あくまでも、用意された条件でどう敵を倒すかなので、バトルパズルって感じなんですよね。 ただ、それが駄目かと言うとそうではなく、難易度が低い嫌いはあれどとても面白いパズルです。 そして、RPG部分も良く出来ていて、FFは映画みたいなゲームを標榜していますが、むしろ本作こそ映画みたいなゲームでした。 そこかしこに細かな演出がなされていて惹き込まれます。 まぁ、映画は映画でも、純粋なファンタジーではなくどっちかと言うとおとぎ話の様な雰囲気なので、ディズニー映画って感じかな? 個人的には、「ヴィーナス&ブレイブス」は1000年の孤独と言ったダークファンタジー感にも惹かれたので、嫌いじゃないけど本来求めていた雰囲気とは別物。 であっても、秀逸な演出と思わず泣きそうになった盛り上がりのあるシナリオはお見事。 RPGだと思っていたらパズルゲームで、本命の「ヴィーナス&ブレイブス」と違いデフォルメ調のおとぎ話テイストだったりと、期待したものとはちょっと違ったけれど、その上で尚満点の傑作だと思いましたヽ(^∀^)ノ ……が、その後がいけなかった(-ω-) 本編であるモールモースの騎兵隊クリア後に、とてもわくわくする様な導入の続編が始まります。 アルメセラ年代記と言う、モールモースの騎兵隊の1000年後のお話らしいのですが、モールモースの騎兵隊のストーリィ的にその設定はありなんです。 だから、つい傑作であるモールモースの騎兵隊の続編として期待しちゃったんですよねぇ…… 実際には、モールモースの騎兵隊のデータを流用したおまけのミニゲームに過ぎなくて、かなり手抜きな内容でした(-'-) いや、アルメセラ年代記こそ本編だ、とか言っちゃう人がいるくらいカルトなファンもいる様で、自分も企画書レベルでは面白い企画だと思いますけどね。 モールモースの騎兵隊は一応RPGの体ですが、こちらは軍団育成シミュレーションゲームかな。 騎兵隊を組織して、1000年(!)存続させると言うもの。 モールモースの騎兵隊とは違い、メンバーがすぐ年を取って代変わりするので、強いメンバーを維持して行くのが大変なゲームです。 自分が気に喰わなかったのは、完全ランダムな運ゲー、にもかかわらずセーブ後直近の出来事は固定化されちゃう、だからやり直しがあんまり有効ではない、バランスを乱数に丸投げなので志願者が衰退期に入ったロートルばかりで弱くて仕方がない、結果強い魔物が倒せなくて詰む、ストーリィ性皆無だから延々同じ事の繰り返し、と言ったところ。 いやもうね、ストレスしか溜まらねぇ(^Д^; 一種の中毒性は感じるので、一応頑張ってはみましたが、1周目13年、2周目20年で詰み。 えぇ、ランダムの癖にやり直しが有効ではないから詰みます。 せめて、せめて志願者がまともに戦える人材でさえあればやり様もあるんでしょうが、全能力1の半死人ばかりじゃLv3以上の魔物になんか勝てねぇよ(怒) しかも、20年目の魔将出現は固定イベントっぽいので、回避不可能…… これで1000年とか無茶言うなヽ(`Д´)ノ って事で、さすがにやめましたが、傑作モールモースの騎兵隊の続編としては気に掛かるので、ネットで1000年目を迎えるとどうなるのかをチェック……何もなしorz これと言って特別なシナリオもイベントも演出もなく、モールモースの騎兵隊クリア時と同じスタッフロールが流れて終了(^Д^; うん、名実共に続編じゃなくてミニゲームだ、これw 1000年頑張った猛者たち、本当にご苦労様でした、尊敬に値しますm(_ _)m とまぁ、せっくモールモースの騎兵隊をクリアして感動したのに、アルメセラ年代記の所為で台無し(-Д-) 実際にはただの手抜きミニゲームだったけど、あんなわくわくする演出で出現したんじゃ遊ばない訳に行かないんだよなぁ。 モールモースの騎兵隊だけだったら満点付けたけど、アルメセラ年代記でマイナスです。 モールモースの騎兵隊は傑作だからおすすめなので、アルメセラ年代記抜きで遊ぶと幸せかも(^Д^; ただ、先述した通りカルトな人気、一種の中毒性はあるので、アルメセラ年代記は自己責任でw 1000年頑張っても報われないけどね(爆)
16`11/17(木) -22:53- 先日、PS2「リング オブ レッド」をクリアしました。
物凄く世界観や設定が魅力的だったので、衝動的に始めてしまった本作。 作品としては傑作で、ゲームとしては微妙と、評価に困る代物でした(^^; ちなみに、AFWとはArmored Fighting Walkerの略で、この世界におけるロボットの総称。 ロボットとは言うけど、例えばガンダムとかマジンガーみたいな物ではなく、時代背景に良く合った歩く戦車と言った風情の物です。 それでは、まず内容説明。 ゲームジャンルとしては、レベルがあるけどあんまりシミュレーションRPGと言う感じではなく、その難易度も手伝って純粋なシミュレーションゲームと呼ぶ方が正しいと思います。 面クリ型でスクエアマップ、ターン制ではなく敵味方関係なく順番が回って来たユニットが行動するタイプ。 ユニットは、AFW1機に対して搭乗兵1班、それ以外に随伴兵が最大2班と言う編成。 搭乗兵と随伴兵は、戦闘ごとに切り替え可能。 この、歩く戦車と随伴兵と言うスタイルに、一番惹かれました(^∀^) で、作品としては傑作と先述した理由は、主に架空の戦後と言う世界観と、歩く戦車と随伴兵と言った設定です。 世界観は、簡単に言えば日本が現在の朝鮮半島と同様の状態になっていて、そこにAFWと言う架空の兵器が存在していると言うもの。 架空の歴史を辿ったとは言え1964年が舞台なので、軽薄さやスタイリッシュな感じは一切なし。 AFWは、履帯以上の悪路走破性能を持たせただけの戦車であり、単機編成ではただの良い的。 余所の作品にある様な、人の様に動き自由に空まで飛べるフィクション全開なスタイリッシュロボットとは似ても似つかない、鈍重な動く鉄塊です。 それが良いヽ(`Д´)ノ そんな地味で泥臭い世界観が最高で、シナリオも悪くありませんでした。 まぁ、全体的には良くあるお話で、最初は倒すべき相手を全て倒した後の最終面は蛇足とすら感じましたが、クリアしたらこれが最高に痺れるエンディングでした(^∀^) 終わり良ければ総て良し(^^; 但し、先述した通り、ゲームとしては微妙です。 レベルによる能力値のアップ、編成する兵による能力の増減など、その変化はあんまり大きくはなく、特に必殺技、スキルなどがひと通り揃って以降は、成長や編成の楽しみはなくなります。 一度方向性や基本性能が固まったユニットは、その後大きく化ける事はなく、この辺がRPG要素があると言い切れない所以。 ステージクリア時に撃破数をカウントするけど何の意味があるのか判らないし、例えば撃破した機体から流用可能なパーツを回収して、それを利用した機体改造が出来る、とか、もう少しプレイヤーが能動的にユニットの性能を弄れるシステムだと良かったと思う。 結局、与えられた条件でどうクリアするかだから、純粋なシミュレーションゲームと言える。 いちステージに掛かる時間も長く、中断はあっても途中セーブはないし(データをバックアップする事で、中断を途中セーブの様に使う事は可能)、兵士は死んだ場合戦闘不能ではなくロストしてしまうので有能な兵士が死ぬと厳しいし、HPに対し喰らうダメージが大きめなのでユニットは撃破されやすい。 シミュレーションゲームの中でも、決して難易度の低いゲームではありません。 どうしても、ゲーム性と言うレベルでは、シビアでキツい為だれたり飽きたりしやすい。 それでも、例えば地雷を仕掛けてから相手に白兵攻撃をさせると脚部を破壊しノーダメージで反撃出来る、など、自分なりの攻略法を見付けたりそれを実践する為の編成を考えたりと、このゲーム独特の中毒性はあり、何とか自分は一気に遊び切りました。 一度手を止めてしまうとそのまま止めてしまいかねないとは思うし、相応の腕と根気がいるから、それなりにシミュレーションゲームに適性や熱意がないと続かないでしょうね。 このゲームには、他にはない大きな魅力があります。 しかし、人を選ぶ内容であり、硬派で地味なゲームです。 シミュレーションゲームが苦手な人には、決しておすすめ出来ない。 でも、ミリオタではない自分でも魅了される「歩く戦車たるAFWと随伴兵」に感じるものがある向きには、是非にとおすすめですぞヽ(`Д´)ノ
16`11/09(水) -22:25- 先日、DC「ロードス島戦記 邪神降臨」をクリアしました。
PCが壊れて、Win版「DEUS EX」のプレイを中断せざるを得なくなったので、新PCが届くまでの間にとプレイ。 結局、本作が面白くて掛かりきりになり、未だ「DEUS EX」は中断中(^^; ってな訳で、ロードスのゲームとして、ではなく、面白いハクスラとしてその存在を知って、購入しておいた本作をようやくプレイ。 面白いハクスラを遊びたいと、「DUNGEON SIEGE V(▲)」や「Baldur's Gate:DARK ALLIANCE(▲)」など遊んで来ましたが、未だ傑作とは巡り逢えず。 ですが、今回やっと巡り逢えた様ですヽ(^∀^)ノ 内容の方ですが、ナナメ見下ろしのアクションRPGで、まさにハクスラらしいハクスラです。 蘇ったある男(原作既知の方へぶっちゃければ、若かりし日のベルド(^^;)としてカーディスを倒すのが目的なので、キャラメイキングはありません。 一応、両手剣、片手剣+盾、魔法寄りなど幅のあるカスタマイズは可能ですが、魔法戦士と言う枠からは逸脱出来ない感じ。 キャラメイキングがしたい、魔法使いや盗賊プレイがしたい、と言う人には向きません。 それでも、キャラを成長させて行く事が、滅茶苦茶楽しいゲームです。 その成長のさせ方ですが、レベルアップももちろんあるのですが、序盤を除けば強さへの恩恵は微妙。 最高レベルは100で、さして労せず到達も可能。 一番の肝は、魔法の武具へ刻み込む古代語です。 この古代語には、STRアップとかアーマー(防御力アップ)などがあり、それをいくつも刻み込んで+1、+2と強化して行きます。 その数が膨大で、+100、+200と積み重ねて行く事で、ついには邪神をも倒す武具へと成長を遂げるのです。 古代語を刻み込むにはミスリル銀の鉱石が必要なので、経験値稼ぎ以上にミスリル稼ぎが重要な訳です。 ただ、成長要素は楽しいながらも、必ずしもバランスが良いとは言えず、時に敵が強すぎて足踏み状態になる事も。 邪神復活により崩壊し掛かっているマーモ島が舞台なだけに、通常の街などはなくRPG的なストーリィ性も弱いです。 ダンジョン内はオートマッピングなのでそれほどでもありませんが、フィールドがだだっ広く隅々まで探索するのが面倒でもある(^^; 古代語が見付かる石碑が方々に点在しているので、回らない訳にも行きません。 どうも自分は、探索→戦闘→探索→戦闘……と延々繰り返しのゲームはあんまり好みではない様です(^^; 「DARK SOULS U(▲)」も、半分はそれが嫌だったし。 オープンワールドの「OBLIVION(▲)」みたいに、サブクエストが豊富で色々寄り道を楽しめる方が好きですね。 もしかしたら、ハクスラは好みに合わないのかも……そんな風に思っていた時期が僕にもありましたw 実は、このゲームに対して、思いっっっっっ切り勘違いしていた事があったのです! それは、古代語のはめ込みと刻み込みの違いです。 自分は、古代語をはめて、刻み込む、と言うのが一連の流れで、はめるだけでは効果はないと思ってしまいました(^^; 実際には、はめる事で効果は適用され、さらに一般古代語は刻み込む事で効果を永続化し、はめる時に塞いだスロットを空に出来ると言う訳です。 つまり、刻み込めない特殊な古代語も、はめ込むだけで普通に使えたんですね。 刻み込まないと効果はないと思い込み、結果的に1周目は一般古代語のみの縛りプレイになっちゃいましたw 自分のポカですが、解り辛いよ、このシステム(^Д^; ゲーム中、古代語の刻み方のレクチャーはあったけど、特殊な古代語についての説明は特になかったからなぁ(-ω-) と言う事で、一般古代語だけでもクリアは出来ましたが、妖魔のメダルの竜、邪竜ナース、氷の洞窟、ゴシック デーモン、ウォートの試練だけは達成不可能だったので、仕方なく2周目突入。 いや〜、全然詰まらないよ。 特殊な古代語活用したら、1周目が嘘みたいにさくさく進むよ(^^; むしろ、順調に進み過ぎて、弱いままバグナードまで辿り着いちゃって、1周目では楽勝だったのに、2周目にはアシュラム(仲間NPC)が瞬殺されちゃうw そこは、バランスブレイカーだから使用を控えていたオリエンタルソード(未強化でもクリティカルダメージ8倍)を使って、アシュラムが死なない内にバグナードを倒す事に成功し、結局詰まらないで済みました(^^; まぁ、2周目だから展開やネタを知っている所為もあるけど、多分初見でも特殊な古代語を使っていれば、決して難易度は高くないはず。 うん、全然バランス悪くない(笑) で、さすがに未達成要素の達成の為には多少ミスリル稼ぎが必要でしたが、氷の洞窟の一番奥まで到達するだけでもかなり稼げたので、大して時間を掛けずに必要な強さを獲得。 未達成要素を全て達成し、完全体カーディスにも勝利致しました。 ちなみに、完全体カーディス撃破時の装備は、ドラゴンブレードに剣聖の奥義をはめるなどでクリティカルを担保し、マナよ肉となれが使えないのでゴシック ブルでHPを4500程度まで上げ、マジックレジストコートでカーディスの魔法攻撃への抵抗を上げました。 一般古代語は、ダメージUP+9、+10、各種バスター、HPアップ、アーマー+10、クリティカル抵抗+6、MPアップ、プリベント(盾)以外は、MAXまで刻み込んだ感じです。 名も知らぬ武器が2本とゴシック イーグルの盾が未入手でしたが、アイテムのフルコンプには興味がないのでこれにて終了ヽ(`Д´)ノ と言う訳で、ハクスラって面白いね(^∀^; 結局バランスは悪くなく、慣れれば難易度は低いくらいかも知れないけど、ストーリィ性が弱いのは事実だし、ロードスファンだからこそ面白いと思える反面、ロードスファンだからこそ違和感を覚えたりもして、欠点のないゲームとまでは言えないかな。 古代語のはめ込みと刻み込みが解り辛かったのもマイナスだし、けれどもこの記事を読んだ人なら大丈夫ですねw だから、満点こそ付けないものの、相当面白いゲームである事は間違いなく、全力でおすすめヽ(^∀^)ノ 君も、最強の戦士となって、神を倒してみないか?
16`11/06(日) -23:28- 先日、DVDで「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」を観ました。
そもそも実写版パトレイバーがあんまり面白くはないので、DVDを買うだけ買って放置してありました(^^; 時間が出来たのでようやく観ましたが……やっぱり面白くはありませんでした(^Д^; ただ、押井さんはこれがやりたかったんだろうな、とは思うので、「実写でパトレイバーをやる」と言う意義はあったんでしょう。 それ以上の価値はありませんが(爆) ストーリィとしては、the Movie2のテロリスト柘植の生徒的な奴らが新たに起こしたテロに、特車2課第2小隊が挑む、的なもの。 ただ、しのぶさんや後藤田隊長が思わせぶりなだけだったり、特に目的もはっきりしない、首謀者もはっきりしないテロリストたちが順風満帆に計画を遂行して行ったり、公安が後手後手で無能だったり、やっぱり特車2課が出張る意味なかったり……と、脚本が破綻していますw the Movie2を観たのは遠い過去なので明確に比較は出来ませんが、多分the Movie2とは違い全然シナリオが練られていません。 個人的には、このあと30分〜1時間サイズでテロの目的、その影響、実験機のパイロットの正体、特車2課のその後などの顛末が描かれて、初めて1本の作品として成立すると思いました。 つまり、現状では大事なピースが抜けすぎていて、物語として成立すらしていないと思います。 (※のちに、30分弱足されたディレクターズカット版が公開されたそうなので、そちらは多少マシになっているかも?) 雰囲気だけthe Movie2を実写化した、それだけの作品。 まぁ、それでも雰囲気はちゃんと押井版パトレイバーだし、そもそも押井作品はエンターテインメントじゃないし、これはこれで良いんじゃないでしょうか(^Д^; 面白くはないけど、つまらないとも思わないし。 自分にとってのパトレイバーはゆうきまさみの漫画版だから、あくまでも押井版はパラレルな番外編なのでどうでも良いっちゃどうでも良いしね(爆) 幸い、続報もないまま新しいアニメ版パトレイバーの企画が動き出しているので、もう実写版パトレイバーはこれで終わりでしょう。 正直、パトレイバーの未来像がこれ、とは思いたくない代物だから、黒歴史にしちゃいましょうw と言う訳で、一応劇場版には期待したんだけど、押井さんは押井さんだった(笑) アニメは上手い、とも素直に言えないけど、確実に実写は下手なんだからこんなもんでしょう(^^; 実際に実物大98式AVを目の当りにしたら感動するだろうし、パトレイバーの実写化と言う意義だけは果たしたんじゃないですかね。 それに、シリーズ通してカーシャは好かった(*^Д^*) カーシャがいたから、シリーズを観て良かったとは思うぞヽ(^∀^)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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